意味が分かると怖いコピペ 其の十二
440 :本当にあった怖い名無し:2013/02/24(日) 02:02:34.02 ID:TjAevg080
そう、あれは急な吹雪に危うく遭難しかけた時の事。
四方を銀幕で遮られた視界の中、俺たちはどうにか山小屋を見つけ出した。
しかしその山小屋には食料も燃料もなく、ただ猛烈な吹雪をしのげる屋根がついているだけというお粗末なものだった。
俺たちは真っ暗な部屋の隅でガタガタと震えながら4人で固まっていたが、
この寒さではゆっくりと凍死するのを待つだけのようなものだった。
すると誰かがある提案をした。
その提案とは、
部屋の角にひとりずつ立ち、だれかひとりが壁伝いに移動して次の角にいる人とタッチする。
タッチされた人はまた壁伝いに移動して次の角の人にタッチする。
これをぐるぐると吹雪がやむまでの間し続ける、というものである。
とにかく助かりたかったので、俺たちは一心不乱に歩いてはタッチし、タッチされてはまた歩いた。
どれくらい繰り返したのだろうか。
小屋の中を延々と回っていると、誰かがポツリ「おかしくないか?」と言った。
続けてもうひとりも答えた。「ああ……俺も思った」と。
そう、それは単純な落とし穴であった。
このゲームは部屋の四隅に絶対人がいなければ成り立たない。
最初のひとりが移動して、その角に人がいなくなってしまった時点でゲームは終了してしまうのだ。
つまり、「…ひとり、多くないか?」ということである。
次第にクリアになっていく意識の中、その事実に気づいた俺たちは一目散に山小屋から逃げ出した。
外はまだ吹雪いていたが、幾分かは弱まっていたため俺たちは何とか無事下山することができた。
しかし、この話をしても誰も信じてくれない。
これはその後知ったことだが、全く同じような怪談が知れ渡っていたからだ。
そのため俺たちは長らく嘘つきを見るような目で見られた。
ただ、このまま汚名を着せ続けられたくはなかった俺たちは、去年の夏もう一度あの小屋を訪れた。
淡い記憶を辿っていくと、木々の開けた場所に例の山小屋を見つけた。
不気味に立つ山小屋の中へ恐る恐る入った俺たちだったが、その瞬間とてつも ないものを発見した。
部 屋 が 三 角 !!
442 :本当にあった怖い名無し:2013/02/24(日) 10:04:18.59 ID:jXdVS6q50
小屋が三角のが良いな
444 :本当にあった怖い名無し:2013/02/24(日) 14:45:58.39 ID:3aPP7sYs0
>>442
昔読んだ都市伝説の本によると、
山小屋ってのはいろんな避難道具が置いてあるスペースがあって、部屋が三角な場合もある。
意外とこの話は実話かもしれない・・・だそうだ。
446 :本当にあった怖い名無し:2013/02/25(月) 01:40:03.39 ID:4O1m4dhD0
三角だとしたら、最初どうやって四人それぞれ別の角に行ったの?
447 :444:2013/02/25(月) 03:48:20.26 ID:V5Ss2LqT0
>>446
もうちょい詳しく書くと、道具が散乱していて角があいまいになった状態。
人がいれば角と認識できるし、いなければ通り過ぎるレベル。
なので、はじめは四角でやってたのが、いつのまにか三角になったのでは・・・という説。
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